クラウドソーシングサイトで1文字1円以下の仕事受けるのは実績作るためでもある

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ここ最近医療系パクリサイトの問題がいろいろなところに飛び火して大問題となっていますね。

 

ではパクリサイトの何が問題だったのでしょうか?

 

多くの方はパクリサイトが医学的に根拠のない記事を掲載したり、間違った内容を掲載したことが問題だったと認識しているはずです。

 

しかし今回のパクリサイトの問題はそれだけに留まりません。

記事の内容以外にもう一つ、記事を作るライターの待遇に関することも問題となっているのです。

パクリサイトの多くは、記事を外部に発注して記事を作成してもらうシステムを構築しています。

そしてその発注の値段が1文字1円という低額なのです。

 

ではどうして安い値段にも関わらず、多くの人がパクリサイトに加担したのでしょうか?

そこにはライターの実績作りという側面もあったのです。

 

パクリ問題の原因は?

 

問題が発覚したのは、自分のクライアントのサイトを丸パクリされたコンサルタントの方が、告発記事を書いたのが発端。

 

それが「医療関係者ではない人間が医療系の記事書いているのおかしんじゃね?」、「この記事、医学的に間違っているんじゃね?」という話に延焼し、直接パクっていたサイトだけでなく、それに類似したサイトがどんどん閉鎖に追い込まれるというのが現状です。

 

そしてその炎上はラン〇ーズやクラ〇ドワークスといったパクリ記事を作るライターを青田買いしたサイトに飛び火しています。

 

ニュースや他のブログの記事では、1文字1円という値段をセンセーショナルに報じていますが、みなさんちゃんとこの二つのサイト見てますか?

 

1文字1円ってかなり高い方ですよ。

 

だいたい1文字0.5円ぐらいが標準で、私が見た中では1500文字で200円って依頼がありましたね。

 

確か女性向けのキュレーションサイトの記事。

 

こんなキュレーションサイトに風当たりが強い最中、よくこんな依頼だせたと思いますけど。

 

この1500文字200円の依頼。

1文字換算にすると0.13円。

バカにしているのかという数字です。

 

でもこういう数字でも受ける人がいるのですよ。

 

普通にコンビニとかでバイトすれば、数倍のお金を得ることができるのに。

 

ではどうしてこういう低価格の仕事を受注するのでしょうか?

 

 

すべては実績作りのために

 

他のサイトなどでよく例として挙げれられているのが、専業主婦などが暇つぶしや家計の足しのためにやっているというもの。

確かにこれが理由として一番メジャーだと思います。

 

でも他にも理由があるのです。

 

その一つが実績を作るため

 

ランサー〇や〇ラウドワークスは仕事が終了した後にクライアントが評価する仕組みになっています。

 

その評価の数が増えれば単価の高い仕事をくれるクライアントの目に留まるし、運営が単価の高い仕事を紹介してくれたりするのです。

 

そのため、1文字1円にも満たない仕事でも喜んで受ける人間が多い。

 

もちろんこういうことが続けば単価の下落が止まらず、ライター全員が損することになりますが、実績作らないと単価の高い仕事を得られないのでどうしよもないという現状があるのです。

 

クライアントの方もネット経由という相手の顔が見えない状態で仕事を依頼するのですから、できるだけしっかりしたライターに頼みたい。

そう言う場合、このソージングサイトの評価というのは良い指標になりえます。

 

もちろんテスト記事を書かせるという手もありますが時間がかかりますし、そのライターが外れだった場合テスト記事の報酬が無駄になってしまいます。

 

だからソージングサイトのライターの評価にクライアントがより頼る様になっているのです。

そして資金的に余裕があるクライアント程、高評価のライターを選ぶ傾向にあります。

 

そのため高評価を得るために低額の仕事であってもライターは引き受けるのです。

自分の評価を高め、さらに上に登るため嫌々やっている。

それが低額の仕事がなくならず、また低額の仕事をライターが引き受ける理由です。

 

 

ただ今回の一件でクラウドソーシングサイトに対する風当たりも強くなりました。

これでソーシングサイトが良い方向に向かえばいいのですけどどうなるかはわかりません。

 

できれば単価が上がり、みんなハッピーになれるのが理想ですがたぶんならないでしょうねえ。

 

追記:仕事が減って実績作りも大変に

 

この記事を更新してから1年半あまり。

事態は悪い方向に進んでいると考えていいでしょう。

 

最近のソージングサイトはさらにディスカウントが進んで、1文字1円なんて仕事ほぼありません。

昔はまだちょこちょこあったのですけど、一気になくなった感じです。

その代わり単価0.1円のような仕事が目に付くようになっています。

もちろん0.3円などの仕事もない訳ではありませんが、記事の内容が専門化しており、素人がちょっと調べただけで書けるようなものも激減している感じです。

 

まあ、今からネットのライターなどになるのはかなり苦痛を伴うものと思います。

紙媒体出身などのバックボーンがある方は別ですが、一から始める方は実績作りで苦労することを覚悟しておきましょう。