民泊の方がホテルより盗撮の危険度が高くなるという意見があるけど、ホテルの従業員のモラルを高く評価し過ぎじゃね?

 

昨日ブログのネタを漁っていたら、こんな記事に行きつきました。

 

盗撮対策を…「ホテル・旅館より危険」専門家ら指摘

住宅の空き部屋を有料で観光客に貸す「民泊」について、「一般のホテルや旅館より外部の目が届きにくく、盗撮の危険性が高まる」と問題視する声が上がっている。個人が手軽に始められるため、悪意のある運営者が参入しやすいとの指摘もあり、専門家も対策の必要性を訴える。【反橋希美】

 「民泊は従業員らが出入りする一般的な宿泊施設より、カメラが容易に設置できる」と話すのは、関西地方に住む30代の佐野未阿(みあ)さん=活動名。2014年秋、勤務先の関西の会社で男性社長が盗撮事件を起こした。社長は仲介サイトで外国人旅行者を募り、自宅の空き部屋を宿泊場所に提供。浴室に設置したカメラで宿泊者を盗撮したとして、検挙された。

2017年2月8日 毎日新聞のサイトより引用

民泊:盗撮対策を&「ホテル・旅館より危険」専門家ら指摘 - 毎日新聞
 住宅の空き部屋を有料で観光客に貸す「民泊」について、「一般のホテルや旅館より外部の目が届きにくく、盗撮の危険性が高まる」と問題視する声が上がっている。個人が手軽に始められるため、悪意のある運営者が参入しやすいとの指摘もあり、専門家も対策の必要性を訴える。【反橋希美】

 

要は民泊は盗撮用のカメラを簡単に仕掛けることができるから、ホテルなどの宿泊施設より注意が必要ですよということらしいです。

実際に民泊を行っている会社の社長が盗撮で捕まったという事例があるし。

 

確かに民泊って個人が経営しており、その経営者が盗撮用のカメラを設置しても、宿泊する客以外が見つけない限りそれが露見する可能性はほぼゼロ。

 

その点ホテルなどの宿泊施設は、不特定多数の従業員が部屋の中に出入りするので、まだ安心という訳。

 

 

言いたいことはよくわかりますけど、個人的にはそれほど危険度に差がないように思えます。

 

宿泊施設の従業員ってそれほど信用できるの?

 

基本カメラの設置は誰でもできます。

それが宿泊施設の従業員であっても。

 

この記事では、一般的な従業員が出入りできる宿泊施設より民泊の方がカメラを容易に設置できると書いてますけど、カメラの設置自体は民泊の部屋だろうと宿泊施設だろうと全く変わりません。

 

それと露見するかどうかですけど、これもあんまり変わらないように思えます。

 

だって宿泊施設の部屋って、基本掃除をする従業員以外ほとんど中に入りません。

 

高級ホテルとかだったら掃除をした従業員以外にしっかりと細部をチェックする従業員がいるかもしれませんけど、安さが売りの宿泊施設が二重チェックという手間のかかることはしないでしょう。

 

そんなことやっていれば、到底安い値段の維持ができなくなりますので。

 

あとたぶんこの記事は宿泊施設の従業員だったら職業倫理があるので、民泊の経営者より信頼できるという考え方が根底にあるのかもしれません。

 

確かにそれは十分に考えられると思います。

ただ宿泊施設ってしっかりとした職業倫理を持った人間ばかりではないのですよ。

 

実際に部屋の掃除をするのは宿泊施設に雇われたバイトやパート、若しくは委託された企業の従業員。

 

もちろんこういう人達のほとんどが自分の仕事を誠実に行い、仕事にプライドをもっていると思いますが、お金が第一と考え、よからぬことを考える人間だっているのです。

 

よからぬことを思いつくホテルの従業員と、盗撮目的で民泊を始める経営者とどちらが多いのか・・・。

 

個人的には前者の方が多いような気がします。

こればっかりはデータがないので憶測ですが。

 

民泊は簡単に始められるものではない

 

あと引用した記事で気になったところがもう一点。

民泊は個人が簡単に始められるという部分。

 

確かにネットや雑誌などで簡単に始められるということを売りにしている民泊ですが、実際に始めようとするとかなり大変です。

 

まず民泊を行う部屋が必要であり、また民泊を行うために届け出をする必要があります。

もちろん届け出をするために必要な設備を備えるようにしなければいけないし、合法的に民泊を始めるには大変な手間がかかるのです。

 

もちろん引用した記事に書いてある通り、旅館業法の穴をついてくる人間もいるでしょうし盗撮で大儲けできるならそれくらいのリスクをおかす人間がいるかもしれませんけど、普通に費用対効果考えるとができる人間ならまずこんなことしようとはしないでしょう。

 

つ~か、盗撮目的なら、ホテルの部屋掃除のバイトになってカメラ仕掛ける方が遥かに費用かからないし。

 

民泊の経営者でも宿泊施設のバイトでもやる奴はやる

 

民泊と宿泊施設のどちらが盗撮被害の合うリスクが高いかなんて考えるだけ無駄です。

どちらを選択してもリスクをゼロにすることはできません。

やる奴はやるのです。

 

宿泊客が盗撮に合うリスクを下げるためには、せいぜい風呂場や脱衣所を自分で念入りに調べるくらいしかないでしょう。

 

それだって専門家ではないので、絶対にカメラを見つけることができる訳ではないのですから。

もちろん専門家だって100%見つけることができる訳ではありませんが。

 

まあ民泊だろうが宿泊施設だろうが注意しなければいけない。

これだけでは覚えておいてください。