賃貸物件探すなら閑散期の「梅雨」の時期がお勧めな理由について

 

 

賃貸物件にも需要と供給の関係が成り立ちます。需要が高い時には賃料は高くなりますし、供給が過剰気味になれば競争原理が色濃く働き賃料がどんどん下がっていきます。

今から不動産業者の忙しい時期に入っていくのにこんな記事載せるのは完全に時期はずれですけど、こういうことも覚えておくと役に立つかもしれません。

 

 

物件の需要と供給が高まる時期

 

多くの方が知っているように賃貸物件の需要が高くなる時期は2月から4月の中旬までです。この時期は新学期に合わせて日本中で民族大移動が行われる時期であり、必然的に賃貸物件の需要が高まります。

 

その一方この時期は空き物件もたくさん出回る時期でもあり供給もかなり高まるのです。奇跡的に需要と供給が共に高まり、不動産業者の懐も温まる時期、それが2月から4月中旬となります。

 

でもそれは裏を返せば良い物件が見つけにくい時期でもあります。

 

良い物件が見つけにくい理由

 

2月から4月は多くの引っ越しが行われるので、条件が良い物件もたくさん出てきます。しかしそれと同等かそれ以上に条件が良い物件を探す人が多いのです。

良いものがあっても競争倍率が高いと当然それをゲットするのは至難の業となります。この2月から4月は良い条件の物件が出たらすぐになくなると考えていいでしょう。

 

賃貸物件を探す狙い目の時期とその理由は?

 

では良い賃貸物件を見つけるならいつの時期が一番良いのでしょうか?

 

ズバリそれは梅雨の時期です。

 

梅雨の時期が物件探しにお勧めな理由

 

先ほど需要と供給が高まるのは2月から4月中旬までと書きましたが、その期間を過ぎると途端に需要が低くなります。需要と供給が一転して入れ替わると思ってください。まさに賃貸物件の買い手市場になると言っても過言ではありません。

その一方時期外れの物件も少なからずありますので、ピークを過ぎた時期である梅雨の時期は意外と良い掘り出し物に出会う可能性が高くなるのです。

 

梅雨の時期といえばただでさえ外出するのが嫌な季節。そういうことも相まって、この時期は閑古鳥が鳴いている不動産屋も多く、不動産屋は仲介料を稼ぐためお客さんの条件に合う物件を一生懸命に探してくれます

 

不動産屋って賃貸物件を扱うところでも社員にノルマが設定されていますので、お客さんがあまり来ない梅雨の時期は、来店したお客さんを逃さないためにいろいろと便宜を図っています。

 

ピーク時との対応の違いに苦笑されるかもしれませんが、借り手には大変良い状況ですので大いに不動産屋を利用しましょう。

 

不動産屋をさらに働かせる魔法の言葉

 

閑散期の梅雨ならば、いつも以上に頑張ってくれる不動産屋ですが、さらに頑張ってくれる魔法の言葉があることを知っていますか?その言葉とは、

 

「すぐに引っ越しするつもりで探しています」

 

これにプラスして

 

「他の不動産屋さんも回るつもりです」

 

この二つの言葉を不動産屋に言えば、さらに頑張ってくれるはずでしょう。訪問客が少ない中でノルマを達成するのは簡単ではありません。訪問客全部と仲介を成立させてようやくノルマを達成できるのです。

「すぐに引っ越しするつもり」=契約する可能性が高いとなりますので、俄然不動産屋は逃さないように頑張ります。

当然他の不動産屋に渡す訳にはいきませんので、他の不動産屋も回るという言葉を聞けば逃さないためさらに頑張るという訳です。

 

ただしこの言葉が効果を発揮するのは梅雨などの閑散期だけです。これが2月から4月の繁盛記になれば鼻で笑われるはずです。この言葉を使う場合は時期を間違えないようにしましょう。

 

 

良い物件が見つからない場合は?

 

仮に良い物件が無かった場合でも「良い物件が見つかったなら連絡ください」と言って連絡先を教えておけば向こうも良い物件の情報が入ったらすぐに連絡してくるはずです。

例えば複数の不動産屋に仲介するチャンスを与えるものを一般媒介と言います。その一般媒介の物件の中にも当然掘り出しものが存在します。一般媒介の物件は基本早いもの勝ち。賃貸借契約を望む顧客がいるならすぐに抑えるはず。前述したようにノルマを達成しなければいけませんからね。だから連絡してくれと声を掛けて置くだけでも良い物件にありつける可能性があるのです。

 

梅雨の時期は条件を高く設定しすぎてピークの時期に入居者がいなかった物件もたくさん市場の流れてくる時期でもあります。どんなに良い物件であっても、物件に入居者がいなければ一円も入ってきません。それだったら少し条件(家賃や敷金礼金)を下げても入居させた方がマシというマインドになり、結果借り手有利な条件で市場に出回るのです。

 

9月から10月は徐々に激戦となっている

 

サイトやブログによっては9月から10月も狙い目と書いてますけど、企業や学校によっては外国に合わせてこの時期を年度の区切りにしているところも増えてきましたので、10年前ならともかく今はそれほど狙い目の時期とは言えなくなったと思います。

 

終わりに

 

1年2年ではなく、5年単位で居住する賃貸物件を探すなら絶対に梅雨の時期がお勧めです。

日本の場合は一度引っ越しをするとなかなか次がしにくいですけど、良い物件に住みたいのなら引っ越しするのを億劫がらずにどんどん良い物件を探してどんどん引っ越しをしましょう。