40年間無資格で法律事務!!逮捕されたのは非弁行為だから

 

 

今日はこのニュースが目に留まりました。

 

40年間無資格で法律事務、容疑の81歳逮捕

資格がないのに法律事務をしたとして、警視庁は14日、東京都足立区舎人、無職の男(81)を弁護士法違反容疑などで逮捕したと発表した。約40年間にわたって無資格で法律事務を取り扱い、約1億2000万円を稼いだという。
2017年6月18日 読売新聞のサイトより引用

 

 

資格がないのに

法律事務を行って荒稼ぎしていた男が

捕まったというニュースです。

 

 

どうして逮捕されたのか?

 

基本お金などの謝礼を貰って

法律の仕事ができるのは

弁護士のみ。

弁護士以外の者が

法律行為をすることを非弁行為と呼び、

弁護士法で罰せられるようになっています。

 

内容によっては

司法書士や行政書士なども

できる場合がありますが

この二つの資格は原則書類作るのが

メインであり、

弁護士のように何でも法律に関する仕事が

できる訳ではありません。

 

いわば法律事務は

弁護士の独占業務のようなもの。

だからこそ多くのお金と時間を使って

みんな弁護士になりたがるのですけどね。

 

偽の肩書の名刺は文書偽造にならない?

 

今回逮捕された男性は

名刺に司法書士・行政書士という

肩書きを書いて使っていたようですけど

これは罪にならないのでしょうか?

 

自分は資格を持っていないのに

名刺に嘘を書いているので

文書偽造罪に当たるような気もします。

 

しかし文書偽造罪の文書というのは

意思や観念を記載した物に限りとされています。

名刺は名前や肩書を記しているだけであり、

文書に当たらないというのが一般的な考え方で

文書に当たらない以上、

文書偽造罪には当たらないようです。

 

 

依頼する前にホントに資格もっているか調べてみれば?

 

法律事務は

場合によっては

人の一生を左右することもある仕事です。

 

もちろん医師のように

直接命に関わるようなものでは

ありませんが

生半可か知識しかもたない者に

任せて良いものではありません。

 

そのいうこともあって弁護士法72条が

制定されて

法律事務ができるのは

原則国家試験をパスし

一定の研修を受けた弁護士に

限られているのです。

 

今は都道府県の弁護士会のサイトで

登録している弁護士の検索が

できるようになっています。

 

法律事務を依頼する場合、

その人が本当に弁護士かどうか

当該サイトで一度調べてみるのは

いかがでしょうか?

 

大抵の場合、

すぐに契約せず、

ちゃんと調べてから依頼しても

遅くはありません。

 

まずは調べてみることを

心がけるようにしましょう。