「不二越」会長の富山に対するレッテル発言の真意って何だろう?(7月26日追記あり)

 

本日一番のニュースと言えば

これではないでしょうか?

 

富山生まれ「極力採りません」「閉鎖的な考え方が強いです」 本間不二越会長、会見で持論 

総合機械メーカーの不二越(富山市不二越本町)が5日、本社の東京一本化を発表した会見の席上、本間博夫会長(71)が採用に関し「富山で生まれ地方の大学に行ったとしても、私は極力採らない」「偏見かも分からないが、閉鎖的な考え方が強い」などと発言した。1928(昭和3)年に富山市で産声を上げた不二越。その経営トップが、富山生まれを否定するかのような持論を語り、県内企業、行政関係者は「出身地などでレッテルを貼るのはおかしい」「侮辱だ」などと怒りをあらわにした。学校関係者からは「富山の若者が閉鎖的とは思わない」と戸惑いの声が上がった。

 

2017年7月13日 北日本新聞のサイトより引用

 

いやはや、

まさか企業のトップ、

それも富山に製造拠点を置いている

企業のトップがこういう不規則発言をするとは。

 

もちろん日本においては

自分の意見を発言する自由が

認められてますが、

さすがにこの発言はアウトだと

思います。

 

でもどうしてこの会長さんは

こんな発言をしたのでしょうか?

 

 

富山出身者に対する牽制?

 

創業家出身の御曹司とかだったら、

傲慢になってこういう発言する人も

いなくはありません。

 

でも今回この発言をした

本間会長は東京の大学を卒業して

会長まで出世した叩き上げです。

 

そういう下から這い上がった人物が

何の意図もなくこういう発言するとは

考えにくいですね。

 

ではどういう意図があるのでしょうか?

 

考えらえるのは

学閥への牽制です。

 

不二越は富山が発祥の企業であり、

当然不二越内部には

富山大学をはじめ、

富山出身がたくさんいるはず。

そして学閥を形成している可能性が

あります。

 

一方本間会長は東京出身であり、

富山の人間からすればよそ者。

 

そのために富山出身者とは

激しい出世競争をしたことでしょう。

 

ただ自分が出世しても

周りは富山の学閥の人間ばかり。

そして自分が退任したら

富山出身者がトップに就き、

東京の一本化した本社機能を

また富山に戻すとか

言いかねない。

 

だから富山にレッテルを貼る発言を

敢えて行い、

不二越は富山に戻らないことを

改めて知らしめたと考えられなくも

ありません。

もちろん憶測ですけどね。

 

いずれ釈明や発言取り消しとなる可能性大

 

今回の発言について

富山はもとより

日本各地で反発の声が上がっています。

 

この発言は

取りようによっては

富山出身者の採用を抑制することに

繋がりかねず、

差別に当たる可能性がありますから。

 

小さい地場企業なら

釈明も取り消しもすることなく

嵐が通り過ぎるのを待つという手も

とりえますが、

不二越レベルになると

おそらくそれは通じません。

 

たぶん近日中に

この発言の取り消しや釈明を

することになるでしょうね。

 

さらに場合によっては

その職を辞することになる可能性も。

 

今回の発言は

高くつきそうな感じがしますが

果たして?

 

 

追記(7月26日)

 

予想通り、

前言撤回しての謝罪が来ました。

 

 

不二越・本間会長「不適切な表現お詫び」 HPに謝罪文掲載

総合機械メーカーの不二越(富山市不二越本町)の本間博夫会長が5日の決算会見で「富山で生まれた人を極力採らない」などと発言した問題で、同社は「不適切発言のお詫び」と題した本人名の文章を同社ホームページ(HP)に掲載した。「私の発言の一部に不用意で不適切な表現があり、ご迷惑をおかけしました」などと記されており、発言について本間氏が謝罪したのは初めて。

文章には「多くの皆様にご迷惑をおかけしましたことにつきまして、深くお詫び申し上げます」と記した。その上で、自社の採用に関する考え方については13日に「分け隔てなく、人物本位で採用している」などとHPに掲載した通り、とした上で「皆様にはご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます」とした。

2017年7月26日北日本新聞のサイトより引用

 

発言からおよそ3週間、

かなり粘りましたけど、

結局こういうことに。

 

余程抗議が来たのでしょうね、

今回の謝罪文普通なら

会社名義で出してもおかしくないのに

しっかりと会長名義で

出されていますから。

 

一応これで決着がついた形ですけど、

不二越にとっては

失うものばかりだったと思います。